ChinaMystery

2013年中国大陸で雑誌に掲載された翻訳短編ミステリリスト(不完全)

島田荘司講演会の書き起こしが思いの外難航しているので箸休め的更新。 「歳月・推理」及び「推理・銀版」、「推理世界B」に掲載された翻訳ミステリをリストアップ。 てっきりtwitterに一年分つぶやいているものと思ったら不在の分はスルーされていて(自分の…

島田荘司講演会@北京 レポート(其之二)

連続更新となる二日目ですが、明日も続けられる保証はないのです……orz 今日は昨日の続き、本題に入ったところからホームズについて語り始めたところまでをお送りします。これでだいたい3分の1を終えることになります。 明白な誤字、脱字等ありましたらコメン…

島田荘司講演会@北京 レポート(其之一)

本日14時過ぎより開催された(とはいえ講演自体は一時間強あとでしたが……)島田荘司講演会の様子をお伝えします。わたしが力尽きたので本題に入る前の冒頭5分ぶんですが……雰囲気と何について語られたかはわかると思います。 それでは、以下、講演内容(ほぼノー…

中国版「インターネットで選ぶ!ミステリベスト10(2012年度版)」

中国版「インターネットで選ぶ!ミステリベスト10(2012年度版)」(意訳)の結果が本日発表されたので、その結果を取り急ぎ。 対象作品の最後の月の刊行分の更新がまだですが、 期待しないでお待ちください……orz対象となる作品は、中国大陸で2011年12月〜2012年…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その10)

今月は52冊。相も変わらずホームズの出版が止まらないのが…… 毎月一冊、別の内容のものが出るのならまだ解りますが、 どう見ても訳者以外まるきり同じようなのが何ともはや。 ドイツミステリ傑作選らしきものが一冊、紛れ込んでおります。 情報をお持ちの方…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その9)

今回の8月分は、中国Amazonによると82冊。夏休みを当て込んだ?にしてはちょっと遅いよねえ…… で、過剰な原因はといえば、子ども向けルパン全集の(おそらく)全巻刊行。 まだ懲りもせずにホームズが出続けるのは何とかならぬものかと小一時間(ry '12.08 日本…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その8)

先月とは打って変わって三三冊(アマゾン検索結果。重複あり)。 ホームズも少なめ、って、まだあるんですか!? '12.07 日本の作品 东野圭吾『毕业:东野圭吾作品27』 卒業 (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 1989/05/08メディア: 文…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その7)

今月は六三冊(中国アマゾンの検索結果、重複をかなり含む)。 というか、刊行物のほとんどがホームズって…… '12.06 日本の作品 湊佳苗『告白』 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)作者: 湊かなえ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2010/04/08メディア: 文庫購…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その6)

'12.05 日本の作品 岛田庄司『占星术杀人魔法』 占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社ノベルス)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/01/11メディア: 新書 クリック: 17回この商品を含むブログ (29件) を見る →既に何度かこの本は刊行されていて…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その5)

この月からのデータは、中国アマゾンの分類に依存した形に。 そのデータによると、この月の刊行数は三五冊。 上下巻分冊刊行のものが含まれるので若干の前後はありましょうが、まあ、多いね、と。 先月分までで簡体字表記を基本的にごっそり削っておりました…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その4)

ローレンス・ブロックの『償いの報酬』がおそるべきスピードで刊行されていたことに気付いた。 訳出スピードを考えると、翻訳の精度をあまり考えてないのかなあ、とか、早さだけが命で翻訳者を合わせるとかはほとんど考えていないのかなあ、とか思ったりする…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その3)

ここ数ヶ月のルパンシリーズとホームズシリーズのあまりの刊行っぷりに、お前らそんなにもホームズとルパンが好きか、と聞きたくなり、同様のもの出しまくって、お前ら、大丈夫か、とも聞きたくなる。 '12.02 日本の作品 仁木悦子『猫は知っていた』 猫は知…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その2)

先日掲載分の一昨年12月刊行分と比べ、加速度的に冊数が増えています。 原因の一端はルブランのルパン・シリーズの大量刊行でしょうか。 '12.01 日本ミステリ 赤川次郎ほか『幽闭之窗』*1 阿刀田高『黒い回廊』 黒い回廊 (集英社文庫―阿刀田高傑作短編集 あ1…

2011年12月から2012年11月までに中国大陸で刊行されたミステリリスト(その1)

ソースはこちら。中国アマゾンの商品を表示することができないため(中国語書籍は日本アマゾンでもいくつか引き当てられるのですが該当書籍がない……orz)、 翻訳物で邦訳があるものは訳出されたもの*1を、なければ大本のものを。 日本の作品については現行で刊…